プロモ26枚はカードの0.60%、鑑定枚数の4.34%
SAYA が PSA の鑑定記録と結びつけているカードは、同じ鑑定記録に結びつく複数の銘柄を1枚と数える(以下「畳む」)と4,299枚になる。このうち「プロモ」と判定したカードは26枚で、4,299枚の0.60%だった。カードごとに PSA の等級別の枚数をすべて足した数を「等級の内訳の合計」と呼び、そのカードの鑑定枚数として扱う。26枚の合計は316,978枚で、4,299枚の合計7,311,372枚の4.34%にあたる。
1枚あたりの鑑定枚数は、中央値でプロモが2,288枚、プロモ以外の4,273枚が71枚だった。PSA10 が付いた割合(10の割合=PSA10 ÷ 等級の内訳の合計)は、合計でプロモが75.91%、それ以外が79.91%。
「プロモ」を記録でどう決めたか
プロモは、レアリティとセット名の2つの欄だけで決めた。レアリティの記録が PROMO のカード、または、セット名が SV-P や S-P のように英大文字と数字の記号に「-P」が付いた形(以下「-P」型)のカードを、プロモとする。セット名に「プロモ」の文字を含むカードも条件に置いたが、当てはまるカードは0枚だった。レアリティもセット名も空で判定できないカードも0枚で、4,299枚はプロモ26枚と、それ以外4,273枚に分かれる。
2つの条件は一部が重なる。26枚を重ならない4つに分けると、次のとおりだ。
| 当てはまる条件 | カード | 等級の内訳の合計 | 10の割合(合計) |
|---|---|---|---|
| レアリティが PROMO、かつ「-P」型 | 16 | 312,404 | 76.31% |
| レアリティが PROMO のみ | 8 | 3,448 | 55.13% |
| 「-P」型のみ | 2 | 1,126 | 27.53% |
| セット名に「プロモ」を含むのみ | 0 | 0 | ― |
| プロモ(合計) | 26 | 316,978 | 75.91% |
レアリティにだけ当たる(「-P」型には当たらない)8枚のセット名は、PPP(3枚)、XY(3枚)、インフェルノX(1枚)、BWP(1枚)で、どれも「-P」の形ではない。「-P」型にだけ当たる2枚は、M-P の「おいわいファンファーレ」と S-P の「勝利の証(3位)」で、どちらもレアリティの記録が空だ。レアリティが空のカードは4,299枚のうち1,106枚(25.73%)ある。等級の内訳の合計では、両方に当たる16枚が98.56%を占め、残る10枚(4,574枚)は1.44%にとどまる。
判定の条件を変えると、動く数字と動かない数字
片方の条件だけで判定すると、プロモの枚数が変わる。レアリティの条件だけなら24枚、「-P」型の条件だけなら18枚だ。
| 判定の条件 | カード | 等級の内訳の合計 | 1枚あたりの中央値 | 10の割合(合計) | 10の割合(中央値) |
|---|---|---|---|---|---|
| レアリティが PROMO | 24 | 315,852 | 2,457 | 76.08% | 74.60%(22枚) |
| 「-P」型 | 18 | 313,530 | 7,754 | 76.14% | 80.21%(16枚) |
| どちらか(この記事の判定) | 26 | 316,978 | 2,288 | 75.91% | 74.06%(23枚) |
10の割合(合計)は、3つの判定で75.91%から76.14%に収まり、差は0.23ポイントしかない。一方、1枚あたりの中央値は2,288枚、2,457枚、7,754枚と動き、「-P」型だけにすると、この記事の判定の3.39倍になる。10の割合の中央値も74.06%から80.21%まで、6.15ポイント動く。
プロモ26枚とそれ以外4,273枚を並べる
「PSA10 以外」は、等級の内訳の合計から PSA10 を引いた枚数で、PSA9、PSA8以下(8.5などの半点を含む)、Authentic を合わせたものだ。
| 項目 | プロモ | それ以外 |
|---|---|---|
| カード | 26 | 4,273 |
| カード数の割合 | 0.60% | 99.40% |
| 等級の内訳の合計 | 316,978 | 6,994,394 |
| 等級の内訳の合計の割合 | 4.34% | 95.66% |
| 1枚あたりの等級の内訳の合計(中央値) | 2,288 | 71 |
| PSA10 | 240,613 | 5,589,049 |
| 10の割合(合計) | 75.91% | 79.91% |
| 10の割合(カード単位の中央値) | 74.06% | 82.48% |
| 10の割合の中央値の対象(等級の内訳の合計が20以上) | 23枚 | 2,622枚 |
| PSA10 以外 | 76,365 | 1,405,345 |
| PSA10 以外の割合 | 24.09% | 20.09% |
カード数の割合(0.60%)に対して、等級の内訳の合計の割合は4.34%、1枚あたりの中央値は2,288枚と71枚で、プロモが32.23倍だ。10の割合は、合計で4.00ポイント、カード単位の中央値で8.42ポイント、プロモが低い。PSA10 以外の割合は、プロモが24.09%、それ以外が20.09%で、プロモが4.00ポイント高い。
発売年ごとのプロモ
発売年は、記録の発売日の先頭4桁で分けた。プロモがある発売年は5つだけだ。発売日の記録がないカードは全体で141枚(3.28%)で、プロモにも1枚ある。
| 発売年 | カード | 等級の内訳の合計 | PSA10 | 10の割合(合計) | 注記 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2007 | 3 | 2,735 | 1,391 | 50.86% | 母数が小さい |
| 2010 | 1 | 1 | 0 | 0.00% | 母数が小さい |
| 2019 | 10 | 102,415 | 78,071 | 76.23% | ― |
| 2022 | 8 | 208,387 | 158,846 | 76.23% | ― |
| 2025 | 3 | 3,437 | 2,302 | 66.98% | 母数が小さい |
| 記録なし | 1 | 3 | 3 | 100.00% | 母数が小さい |
| 合計 | 26 | 316,978 | 240,613 | 75.91% | ― |
18枚(26枚の69.23%)、合計310,802枚(98.05%)は、2019年と2022年にある。2019年の10枚はすべて S-P、2022年の8枚は SV-P が5枚と XY が3枚だ。3枚以下の年は母数が小さく、率は比べない。
プロモが8枚以上ある2019年と2022年を、同じ年のそれ以外と比べる。10の割合(合計)は、2019年がプロモ76.23%、それ以外(152枚、PSA10 266,729枚、等級の内訳の合計380,380枚)70.12%で、プロモが6.11ポイント高い。2022年はプロモ76.23%、それ以外(412枚、PSA10 952,960枚、等級の内訳の合計1,131,913枚)84.19%で、プロモが7.96ポイント低い。1枚あたりの中央値は、プロモが3枚以上ある4つの年(2007年、2019年、2022年、2025年。3枚の年は参考)のどれでも、同じ年のそれ以外より大きい(2007年はプロモ907枚、それ以外653枚、2019年はプロモ7,754枚、それ以外1,320.5枚、2022年はプロモ25,011枚、それ以外180枚、2025年はプロモ1,123枚、それ以外48.5枚)。
26枚を1枚ずつ並べる
等級の内訳の合計の多い順に並べた。表はプロモの全部で、合計はプロモの316,978枚、PSA10 の240,613枚と一致する。順に同数はない。カード名・セット名・発売日・レアリティは記録の表記のままで、「記録なし」は不明を指す。
| 順 | カード | セット | 発売日 | レアリティ | 等級の内訳の合計 | 全カードの合計に占める割合 | PSA10 | 10の割合 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 名探偵ピカチュウ | SV-P | 2022-11-01 | PROMO | 57,721 | 0.79% | 49,920 | 86.48% |
| 2 | フクオカのピカチュウ | SV-P | 2022-11-01 | PROMO | 50,840 | 0.70% | 42,157 | 82.92% |
| 3 | トウホクのピカチュウ | SV-P | 2022-11-01 | PROMO | 49,204 | 0.67% | 30,450 | 61.89% |
| 4 | ヒロシマのピカチュウ | SV-P | 2022-11-01 | PROMO | 47,482 | 0.65% | 35,167 | 74.06% |
| 5 | カナザワのピカチュウ | S-P | 2019-11-01 | PROMO | 29,001 | 0.40% | 21,789 | 75.13% |
| 6 | いたずら好きのピチュー | S-P | 2019-11-01 | PROMO | 17,921 | 0.25% | 14,375 | 80.21% |
| 7 | エーフィVMAX | S-P | 2019-11-01 | PROMO | 16,423 | 0.22% | 14,565 | 88.69% |
| 8 | シブヤのピカチュウ | S-P | 2019-11-01 | PROMO | 14,947 | 0.20% | 7,845 | 52.49% |
| 9 | セレビィV | S-P | 2019-11-01 | PROMO | 8,027 | 0.11% | 6,667 | 83.06% |
| 10 | ピカチュウVMAX | S-P | 2019-11-01 | PROMO | 7,481 | 0.10% | 6,170 | 82.48% |
| 11 | ポケモンセンターのお姉さん | S-P | 2019-11-01 | PROMO | 4,727 | 0.06% | 3,791 | 80.20% |
| 12 | おいわいファンファーレ | SV-P | 2022-11-01 | PROMO | 2,540 | 0.03% | 708 | 27.87% |
| 13 | まるのみされたピカチュウ | S-P | 2019-11-01 | PROMO | 2,374 | 0.03% | 1,970 | 82.98% |
| 14 | ロケット団のミュウツーex | M-P | 2025-08-01 | PROMO | 2,202 | 0.03% | 1,929 | 87.60% |
| 15 | おいわいファンファーレ | S-P | 2019-11-01 | PROMO | 1,506 | 0.02% | 899 | 59.69% |
| 16 | おいわいファンファーレ | M-P | 2025-08-01 | 記録なし | 1,123 | 0.02% | 307 | 27.34% |
| 17 | ポッチャマ | PPP | 2007-05-01 | PROMO | 927 | 0.01% | 446 | 48.11% |
| 18 | ヒコザル | PPP | 2007-05-01 | PROMO | 907 | 0.01% | 453 | 49.94% |
| 19 | ナエトル | PPP | 2007-05-01 | PROMO | 901 | 0.01% | 492 | 54.61% |
| 20 | ちからのハチマキ | XY | 2022-11-01 | PROMO | 337 | 0.00% | 262 | 77.74% |
| 21 | かるいし | XY | 2022-11-01 | PROMO | 155 | 0.00% | 110 | 70.97% |
| 22 | ポケモンいれかえ | インフェルノX | 2025-09-26 | PROMO | 112 | 0.00% | 66 | 58.93% |
| 23 | ポケモンレンジャー | XY | 2022-11-01 | PROMO | 108 | 0.00% | 72 | 66.67% |
| 24 | ムウマージ | S-P | 2019-11-01 | PROMO | 8 | 0.00% | 0 | 0.00% |
| 25 | 勝利の証(3位) | S-P | 記録なし | 記録なし | 3 | 0.00% | 3 | 100.00% |
| 26 | ピカチュウ | BWP | 2010-12-01 | PROMO | 1 | 0.00% | 0 | 0.00% |
| 合計 | 26枚 | ― | ― | ― | 316,978 | 4.34% | 240,613 | 75.91% |
最も多い名探偵ピカチュウ(SV-P)は57,721枚で、全カードの合計の0.79%、プロモの合計の18.21%にあたる。1番目から4番目は SV-P の4枚で、合計205,247枚が、プロモの64.75%、全カードの合計の2.81%を占める。等級の内訳の合計が1万枚以上のカードは8枚で、合計283,539枚はプロモの89.45%にあたる。表の「全カードの合計に占める割合」の0.00%(20番目以降の7枚)は、0.005%に満たない値を丸めたものだ。
10の割合は、等級の内訳の合計が20以上の23枚で、おいわいファンファーレ(M-P)の27.34%からエーフィVMAX(S-P)の88.69%まで、61.35ポイントの幅がある。26枚全部では0.00%(2枚)と100.00%(1枚)まであるが、この3枚は等級の内訳の合計が8枚以下だ。おいわいファンファーレは3枚あり、SV-P が27.87%、S-P が59.69%、M-P が27.34%と、同じ名前でも32.35ポイント開く。
セットごとに集めると、SV-P の5枚がプロモの65.55%、S-P の11枚が32.31%を占め、この2つのセットで310,205枚(97.86%)になる。
26枚という母数の小ささ
26枚では、1枚が3.85%にあたる。26枚から1枚ずつ外した26通りで、プロモの10の割合(合計)は、基準の75.91%から、名探偵ピカチュウ(SV-P)を外すと73.55%、トウホクのピカチュウ(SV-P)を外すと78.49%まで動く。それでも26通りのどれでも、プロモの10の割合は、それ以外の79.91%を下回る。
2枚を外す325通りでは、トウホクのピカチュウ(SV-P)とシブヤのピカチュウ(S-P)を外した1通りだけが80.02%で、それ以外の79.91%を上回る。これは数え方の確かめで、除くべきカードを言うものではない。
数え方の注意
- PSA の鑑定記録だけを数えた。対象は、SAYA が PSA の鑑定記録と結びつけているカードを畳んだ4,299枚で、カタログの全カードでも、PSA が鑑定した全枚数でもない。
- 読み取りは2026年10月1日9時58分(日本時間)。取得した4,939行から、公開面から外している29行を除いた4,910行を畳み、611行が重なって4,299枚になった。記録の更新日は2026年9月25日から9月30日、取得時刻は2026年9月26日から10月1日の範囲だ。同じ日の7時40分の読み取りとも、畳んだカード数、等級の内訳の合計、PSA10 の合計は一致した。
- 割合の分母は、カード数の割合が4,299枚、等級の内訳の合計の割合と「全カードの合計に占める割合」が7,311,372枚、10の割合などはその行の等級の内訳の合計だ。
- 鑑定枚数は等級の内訳の合計で数えた。記録の総数の欄とは4,299枚のうち1,831枚(42.59%)で食い違うが、この記事はすべて等級の内訳の合計を使った。
- 10の割合のカード単位の中央値は、等級の内訳の合計が20以上のカードだけで出した。20に満たないカードは1,654枚(38.47%)で、プロモに3枚、それ以外に1,651枚ある。合計の10の割合と、1枚あたりの等級の内訳の合計の中央値には、これらも含めた。
- プロモの判定は、レアリティの欄とセット名の欄だけを使った。条件の選び方で枚数と中央値が動くことは、上の「判定の条件を変えると」の節で数えた。この2つの印がどちらもないカードは、プロモに数えていない。その中に実際はプロモがあるかは、この記録からは分けられない。
- プロモは26枚で、1枚ずつ外すと10の割合(合計)は73.55%から78.49%の間で動く。1〜3枚の年の率は、比べる材料にしていない。
- 2026年9月23日までに取得した記録で数えた記事の数字は、この記事と合わない。その記録では、畳んだカードが4,310枚(プロモ26枚、それ以外4,284枚)で、今回の4,299枚(それ以外4,273枚)より11枚多かった。10の割合は、プロモが75.88%(PSA10 239,226枚、等級の内訳の合計315,256枚)、それ以外が79.85%(PSA10 5,598,245枚、等級の内訳の合計7,010,617枚)だった。11枚の違いの理由は、この記録からは分けられない。
- プロモの1枚あたりの鑑定枚数が大きく、10の割合が低めに出ている理由は、記録に書かれていない。この記録からは分けられない。
- 鑑定枚数は PSA で鑑定された枚数で、世の中にあるカードの枚数でも、取引の量でもない。