POKÉMON CARD · GRADED POP DATA
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イラストレーター表記377件のうち、同じ日本語表記に束ねられるのは5件

SAYA のカタログに収録されている22,780銘柄には、銘柄ごとにイラストレーター欄がある。この欄の文字列を、連続した空白をそろえて数えると、空欄を除いて377種類あった。以下、これを「表記」と呼ぶ。同じイラストレーターが別の綴りで記録されていれば、1人が複数の表記に分かれる。SAYA が持つイラストレーターの日本語表記の対応表は310件で、そのすべてが377表記のどれかに当たり、載っている表記は310(82.23%)、載っていない表記は67(17.77%)だった。

対応表で2つ以上のローマ字表記が同じ日本語表記に結びつくのは2組、表記にして5件だ。このように結びつく表記を1つにまとめて数えることを「束ねる」と呼ぶ。大山功一に3表記、赤瀬由里子に Yuriko Akase と Yuriko Akasa の2表記が結びつく。赤瀬由里子の2表記は、束ねない場合は PSA の鑑定枚数(等級の内訳の合計)が3,610枚と2,713枚に分かれ、束ねると6,323枚になる。大山功一の3表記は、束ねても4,228枚が4,233枚に変わるだけだった。対応表に載らない表記や、対応表が束ねていない表記が同じ人を指すかどうかは、この記録からは分けられない。

数えた単位は「表記」、使った記録は2つ

数えた表記は、SAYA のカタログ(日本版で有効な銘柄のうち、銘柄コードが BOX- と PACK- で始まるものを除いた22,780銘柄)の、銘柄ごとのイラストレーター欄の文字列だ。連続した空白は1つにそろえたが、文字は変えていない。大文字と小文字、綴り、名前の並べ方の違いは、すべて別の表記として数えた。表記が空の銘柄は4,927あり(22,780の21.63%)、377種類には入れていない。

鑑定枚数は PSA の鑑定記録だけを使い、PSA の等級ごとの枚数(PSA10、PSA9、8以下、Authentic など)をすべて足したもの(等級の内訳の合計)をいう。PSA10を等級の内訳の合計で割ったものを10の割合と呼ぶ。同じ鑑定記録に結びつく複数の銘柄を1枚と数えることを「畳む」といい、畳む前の PSA の4,910行は、畳んだ後のカード4,299枚になる。「POPのあるカード」は、この畳んだ後のカードのことだ。

377表記のうち、POPのあるカードを1枚以上持つのは300表記、0枚が77表記だった。表記1件を1人と数え、POPのあるカードを1枚以上持つものだけを数えると300人になる。表記が空のカード170枚(4,299枚の3.95%)は、この300に入らない。日本語表記の対応表は、ローマ字の表記と日本語の表記を結びつけた一覧の写しで、たとえば Atsushi Furusawa は「古澤あつし」に結びつく。

対応表に載る表記と載らない表記

次の表は、377表記を対応表に載るかどうかで分けたものだ。カッコの割合は、表記の列は377に対して、ほかの列は全体(収録銘柄22,780、POPのあるカード4,299枚、鑑定枚数7,311,372枚)に対して出した。

区分表記うちPOPのあるカードが1枚以上収録銘柄POPのあるカード鑑定枚数
対応表に載る310(82.23%)25014,839(65.14%)3,082(71.69%)5,611,134(76.75%)
対応表に載らない67(17.77%)503,014(13.23%)1,047(24.35%)1,227,937(16.79%)
表記が空--4,927(21.63%)170(3.95%)472,301(6.46%)
全体37730022,7804,2997,311,372

載っている表記は表記の82.23%だが、カードでは71.69%(3,082枚)、鑑定枚数では76.75%(5,611,134枚)になる。載らない67表記は、表記の17.77%に対して、カードの24.35%(1,047枚)、鑑定枚数の16.79%(1,227,937枚)を持つ。

300表記の中で鑑定枚数の多い順に1番目の 5ban Graphics(収録銘柄1,242、POPのあるカード475枚、鑑定枚数380,158枚)と5番目の aky CG Works(収録銘柄167、カード106枚、鑑定枚数195,069枚)は、どちらも載っていない。この2表記で、載らない表記のカードの55.49%(581枚)、鑑定枚数の46.84%(575,227枚)を占める。

同じ日本語表記に結びつく2組5表記

対応表を日本語表記ごとにまとめ直すと、310件は307種類になる。2つ以上のローマ字表記が結びつくのは、大山功一(3表記)と赤瀬由里子(2表記)の2組だけで、関わる表記は5件、377表記の1.33%だ。対応表が同じ日本語表記に結びつけているので、この5表記を組ごとに同じイラストレーターの表記として束ねた。次の表は、表記ごとの数字と束ねた計だ。番号は、束ねない表記は300表記の中、束ねた計は束ねた後の298件の中で、鑑定枚数の多い方から数えた。

日本語表記表記収録銘柄POPのあるカード鑑定枚数PSA1010の割合鑑定枚数の多い順
大山功一OOYAMA2654,2281,88044.47%165番目
大山功一Kouichi Ooyama2155100.00%286番目
大山功一Dr.Ooyama1000--
大山功一束ねた計2964,2331,88544.53%166番目
赤瀬由里子Yuriko Akase1433,6103,29391.22%171番目
赤瀬由里子Yuriko Akasa112,7132,15279.32%185番目
赤瀬由里子束ねた計1546,3235,44586.11%147番目

大山功一の3表記は、収録銘柄が26、2、1に分かれ、束ねると29になる。鑑定枚数は OOYAMA だけで4,228枚あり、束ねても4,233枚で、増えるのは5枚(0.12%)だ。Kouichi Ooyama は5枚すべてが PSA10 で10の割合は100.00%だが、母数は5枚しかない。

赤瀬由里子の2表記は、Yuriko Akase が3,610枚(束ねた計の57.09%)、Yuriko Akasa が2,713枚(42.91%)に割れている。10の割合は、Yuriko Akase が91.22%(3,293÷3,610)、Yuriko Akasa が79.32%(2,152÷2,713)で、束ねると86.11%(5,445÷6,323)になる。2つの綴りは、最後の1文字(e と a)だけが違う。

番号は、赤瀬由里子が171番目と185番目から束ねて147番目に、大山功一が165番目と286番目(Dr.Ooyama は鑑定枚数がなく番号がない)から166番目になる。大山功一が1つ後ろにずれるのは、赤瀬由里子の計(6,323枚)が大山功一の計(4,233枚)より大きくなるためだ。

束ねないと、数字はどう割れて見えるか

同じイラストレーターが複数の表記に分かれていると、表記ごとの数字は、そのイラストレーターの数字の一部にしかならない。2組で割れ方は違った。大山功一は鑑定枚数の99.88%(4,228枚)が OOYAMA にあり、束ねても数字はほとんど動かない。赤瀬由里子は57.09%と42.91%に割れていて、束ねた計は Yuriko Akase の鑑定枚数の1.75倍(2,713枚、75.15%の上乗せ)になる。

表記の数も変わる。束ねると377表記は374になる(大山功一で2、赤瀬由里子で1減る)。POPのあるカードを1枚以上持つ表記は、Dr.Ooyama のカードが0枚なので、大山功一で1、赤瀬由里子で1の計2減り、300から298になる。

番号も動く。300表記のうち、どちらの組にも入らない296表記では、鑑定枚数の多い順の番号が変わるのは137表記(46.28%)、変わらないのは159表記(53.72%)だ。変わる137表記は、1つ後ろにずれるのが23(鑑定枚数が3,610枚より大きく6,323枚より小さい表記)、1つ前に出るのが100、2つ前に出るのが14になる。2組の鑑定枚数は計10,556枚で、全体(7,311,372枚)の0.14%だ。

束ねる前の数字は、どれも「その表記で記録されたカード」の数字としては正しい。ただ、対応表が束ねている2組の外では、同じイラストレーターの合計をこの記録から出せない。対応表に載らない50表記(POPのあるカードを持つもの)のあいだに同じ人が分かれて入っているかどうかは、この記録からは分けられない。

表記の形から数えられるもの、数えられないもの

対応表が束ねていない表記について、表記の形から機械的に数えられるものを数えた。語の意味や読みは判断せず、文字の並びが条件に当たるかどうかだけで決めた。語の大文字・小文字は区別せずに数えた。

条件表記POPのあるカード鑑定枚数うち対応表に載る表記
区切り記号(/ , ; & + 、とその全角)を含む22842
組織名の語(Inc.、Graphics、Works、Studio、Project、Team、Company)を含む10666619,2684
対応表の日本語表記に「株式会社」を含む89745,7298
綴りが1文字だけ違う組に入る6(3組)26147,0086

区切り記号で名前が並ぶ表記

区切り記号を含む表記は2つで、377表記の0.53%だ。Nobusawa/Mochipuyo は収録銘柄2、POPのあるカード2枚、鑑定枚数84枚で、Noriko Takaya, Shinji Higuchi は収録銘柄2、POPのあるカード0枚だ。2つとも対応表に載り、日本語表記は「信澤収/もちぷよ」と「高屋法子/樋口真嗣」だ。

Mochipuyo は別の表記として記録にあり(収録銘柄2、POPのあるカード1枚、鑑定枚数14,810枚)、対応表は「もちぷよ」を当てていて、「信澤収/もちぷよ」とは束ねていない。Nobusawa/Mochipuyo のカード2枚が Mochipuyo と同じイラストレーターを含むかどうかは、この記録からは分けられない。

組織名の語や「株式会社」を含む表記

組織名の語を含む表記は10で、377表記の2.65%だ。対応表に載らないのは6表記で、5ban Graphics(カード475枚)、aky CG Works(106枚)、2020 Pikachu Project(1枚)、ORBITALLINK Inc.(2枚)、2009 Pikachu Project と The Pokémon Company Art Team(どちらも0枚)にあたる。カードの合計584枚は、載らない67表記のカード1,047枚の55.78%、鑑定枚数577,663枚は1,227,937枚の47.04%になる。載る4表記(N-DESIGN Inc.、Studio Bora Inc.、D.A.G Inc.、GAME FREAK inc.)は、カード82枚、鑑定枚数41,605枚だ。

語の一覧に当たらなくても、対応表の日本語表記に「株式会社」が付くものが4つある(ConceptLab、PLANETA、MUGENUP、Spike Chunsoft.)。語だけに当たるのが6表記、「株式会社」だけが4表記、両方が4表記で、どちらかに当たる表記は14、その鑑定枚数は623,392枚(全体の8.53%)になる。一覧に当たらない表記は、組織名かどうかを判断せず、数えていない。

綴りが1文字だけ違う3組

綴りが1文字だけ違う表記(大文字と小文字は区別せず、1文字の置き換え・追加・削除)の組は3組ある。REND と Rond(72,332枚と1,482枚)には「レンド」と「ろんど」、Narano と nagano(53,768枚と13,103枚)には「ならの」と「ナガノ」が、対応表で別々に当てられている。残る1組が Yuriko Akase と Yuriko Akasa で、対応表は同じ「赤瀬由里子」に束ねている。大山功一の3表記は、綴りが1文字違いの組ではないのに、同じ日本語表記に結びついている。綴りの近さと対応表の束ね方は、そろっていない。

先頭の語が PLANETA の表記は7件ある。対応表に載るのは PLANETA(株式会社プラネッタ)と PLANETA Otani(大谷勇太)の2件で、日本語表記は別々だ。載らない5件(PLANETA Mochizuki、PLANETA Yamashita、PLANETA Tsuji、PLANETA Igarashi、PLANETA Hiiragi。鑑定枚数は70,783枚から2,924枚)が互いに同じ人を指すのか別の人を指すのかは、この記録からは分けられない。

形から数えられるのは、条件に当たる表記の件数までだ。同じ人かどうかを決められるのは、対応表が同じ日本語表記に結びつけている5表記だけだ。

数え方の注意

  • 対象は PSA の鑑定記録だけで、SAYA が PSA の鑑定枚数の集計と結びつけているカード(畳んだ後の4,299枚)に限る。カタログ全体のカードではない。収録銘柄(22,780銘柄)は銘柄、POPのあるカードは畳んだカードの単位で、4,299を22,780で割った値は割合として読まない。
  • 基準日は2026年10月1日の朝の読み取りで、数えた PSA の4,910行(取得した4,939行から、公開面から外している29行を除いた)は、記録の更新日が2026年9月25日から9月30日、SAYA が取得した日が9月26日から10月1日にわたる。
  • 畳んだカードのイラストレーターは、カードを代表する銘柄の値を使い、空であれば同じ鑑定記録に結びつく別の銘柄の値で補った。複数の銘柄を含むカードは468枚(10.89%)ある。収録銘柄は銘柄ごと、POPのあるカードは畳んだカードごとの記録で、同じ表記でも数える単位が違う。
  • 表記は、記録の文字列から連続した空白だけをそろえたもので、1件が1人とは限らない。記録で空白が63個つづく表記が1つ(Noriko Takaya, Shinji Higuchi)あり、そろえずに文字どおり一致するのは309表記、そろえると310表記になる。同じイラストレーターが分かれた表記で記録されている理由は、この記録からは分けられない。
  • 日本語表記の対応表は、SAYA が持つ対応表の写しで、記録を読み取った10月1日の朝とは別に写した。写した後の追加や変更は入っていない。載るかどうかは文字どおりの一致だけで決め、大文字と小文字や読みの違いは考えていない。
  • 束ねたのは、対応表が同じ日本語表記に結びつけている2組5表記だけだ。番号は鑑定枚数の多い方から数え、本文で番号を引いた表記に、同じ鑑定枚数の表記はない。
  • 鑑定枚数は等級の内訳の合計で、記録にある鑑定総数とは1,831枚(42.59%)のカードで一致しない。等級の内訳の合計が20未満のカードは1,654枚(38.47%)あり、合計が小さい表記では1枚の違いで10の割合が大きく動く。
  • 表記が空のカード170枚は、鑑定枚数が472,301枚(全体の6.46%)あり、377表記にも300表記にも入れていない。
  • 鑑定枚数は PSA で鑑定された枚数で、世の中のカードの枚数でも、取引の量でもない。