POKÉMON CARD · GRADED POP DATA
DAILY

← ニュースと解説

PSA Japan の2026年9月の改定 エクスプレスは29,980円に、スタンダード9,980円を新設

PSA Japan は、2026年9月10日と9月15日に、サービスレベルの料金や納期などを改定しました。9月10日にはエクスプレスの料金が22,980円から29,980円になり、9月15日には新しいサービスレベル「スタンダード」が9,980円で始まっています。2026年10月2日時点の料金ページでは、スタンダードはプライオリティ(旧レギュラー)の11,980円より安い料金です。

この記事では、PSA Japan の公式の改定告知(2026年9月の告知と、5月15日の告知)と、2026年10月2日時点の日本語版・米国版の料金ページを読み、改定の内容を日付ごとにそろえます。あわせて、日本と米国の料金を1ドルあたりの円に直し、区分によって比率が異なる点を計算で示します。

9月の改定

2026年9月の改定告知に書かれている内容は次のとおりです。適用の日時は項目ごとに違います。時刻は公式の告知の表記のままです。

日時内容
9月10日 AM 1:00以降の申込からエクスプレスの料金を22,980円から29,980円に改定(1枚あたり)。予定納期と申告価格の上限は変更なし
9月15日 AM 7:00から新サービスレベル「スタンダード」の受付を開始。料金は9,980円(1枚あたり)、予定納期は100営業日、申告価格は150,000円以下
9月15日から名称変更。レギュラーはプライオリティに、ウォーク・スルーはプレミアに
9月15日 AM 7:00以降の申込からプライオリティ(旧レギュラー)の予定納期を60営業日から80営業日に変更。料金と申告価格の上限は変更なし

告知には、各変更の適用前に申し込まれた注文は、申込時点の料金と予定納期が適用されると書かれています。

エクスプレスの値上げは、22,980円から29,980円へ7,000円、30.46%です。スタンダードの9,980円は、2026年10月2日時点の料金ページに載っているプライオリティの11,980円より、2,000円、16.69%低い料金です。

プライオリティは、告知に料金は変わらないと書かれていて、納期が60営業日から80営業日へ20営業日、33.33%長くなりました。料金を動かさずに納期を動かす改定です。

5月の受付停止

9月の前に、2026年5月15日 AM 2:30以降の申込から適用された改定があります。告知には、次の内容が書かれています。

  • 受付を停止したサービスレベル: バリュー・バルク、バリュー・プラス、バリュー・マックス
  • 予定納期の改定: バリューが160営業日、レギュラーが60営業日

この告知には、停止する3区分のほかに、予定納期の改定として「バリュー 160営業日」が書かれています。2026年10月2日時点の日本語版・米国版の料金ページには、どちらも「バリューサービスは一時的に受付を停止している」旨が書かれています。バリューの各区分がいつ受付を止めたかを、告知とページの記載からそろえることは、この記事ではしていません。

2026年10月2日時点の料金ページ

日本語版のページに載っている区分のうち、プレミア以上を除く4区分は次のとおりです。料金は1枚あたりで、税込と書かれています。

区分料金予定納期申告価格の上限
スタンダード9,980円100営業日150,000円
プライオリティ11,980円80営業日250,000円
エクスプレス29,980円25営業日400,000円
スーパー・エクスプレス44,980円25営業日750,000円

同じページには、このほかにプレミア(89,980円)と、プレミアムの各区分(プレミアム1の149,980円からプレミアム10の1,499,980円まで)が載っています。この表には載せていません。プレミアは、次の円とドルの表に入れています。

表の4区分のうち、最も安いのはスタンダードの9,980円です。ただし、納期が最も長い区分(100営業日)の料金です。この4区分では、料金が高い区分ほど申告価格の上限が高く、予定納期は短いか同じです。

円とドルの比率は区分によって異なる

米国版のページに載っている料金は、スタンダードが59.99ドル、プライオリティが79.99ドル、エクスプレスが199.00ドル、スーパー・エクスプレスが349.00ドル、プレミアが599.00ドルです。日本の料金を米国の料金で割って、1ドルあたりの円に直しました。上の表の4区分に、プレミアを加えた5区分です。プレミアムの各区分は、米国のどの区分と対応するかを確かめていないので、入れていません。

区分米国の料金日本の料金1ドルあたりの円
スタンダード59.99ドル9,980円166.36円
プライオリティ79.99ドル11,980円149.77円
エクスプレス199.00ドル29,980円150.65円
スーパー・エクスプレス349.00ドル44,980円128.88円
プレミア599.00ドル89,980円150.22円

プライオリティ、エクスプレス、プレミアは、1ドルあたり150円前後です。スタンダードは166.36円で、プライオリティの149.77円より11.1%大きい値です。スーパー・エクスプレスは128.88円で、プライオリティより13.9%小さい値です。5区分で比率は同じになっていません。

同じ区分名でも、日本と米国で予定納期や付帯条件が同じとは限りません。たとえばスタンダードの予定納期は、日本が100営業日、米国が90〜100営業日です。米国のページには最大保険価値という項目がありますが、この記事では日本の申告価格の上限と比べていません。返送料や保険料の扱いも、比べていません。

ここでの比率は、料金をそのまま割った値で、市場の為替レートとは比べていません。日本の料金は税込と書かれていて、米国の料金は表示のとおりで、消費税の扱いの違いは調整していません。PSA Japan が料金を為替に連動させて決めていると公表している記述は、この記事では確認できていません。そのため、比率の違いの理由は書きません。この表から言えるのは、5区分で円とドルの比率が同じではないことだけです。

読み方と限界

この記事は、公式の告知と、2026年10月2日時点の料金ページに書かれた数字だけを使っています。2月から8月までの料金の動きや、バリューの各区分の料金は、この記事では読んでいないので、扱っていません。

スタンダードとプライオリティの料金の比較には、2026年10月2日時点のページの料金を使っています。9月15日の告知にはプライオリティの料金の金額が書かれていないためです。

確度の区分

  • 確定: 各改定の日付・内容・料金と、2026年10月2日時点の日本語版・米国版の料金ページの記載は、PSA の公式の告知とページで確認したもの
  • 計算: 上昇率、差の割合、延びた納期の割合、1ドルあたりの円は、上の数字から本稿が計算した値
  • 未確認: 為替との連動の有無、バリューの各区分の料金と受付停止の日付、9月の告知からリンクされているサービス改定表の中身、日本語ページの「保険料と返送料」の記載の中身、2026年10月3日以降の改定