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10の割合が低い25枚と高い25枚、935枚の両端を並べた

PSA の鑑定記録で、カードごとの等級の内訳(PSA10、PSA9、PSA8以下、Authentic)を足した数を「等級の内訳の合計」と呼ぶ。この合計が1,000枚以上あるカード935枚を、PSA10 が付いた割合(10の割合=PSA10 ÷ 等級の内訳の合計)の低い方から並べ、両端の25枚ずつを数えた。低い側は10の割合が0.78%から23.26%、高い側は93.04%から98.04%で、25枚ずつを合わせた割合は11.37%と93.50%だった。低い側は13枚が Base Set で、その13枚は発売日・レアリティ・イラストレーターが記録にない。高い側は発売日のある24枚がすべて2019年以降の発売で、イラストレーターの表記は 5ban Graphics が5枚、takuyoa が4枚だった。

935枚の両端を取り出した

同じ鑑定記録に結びつく複数の銘柄(記録の上では ticker と呼ぶ)を1枚と数えることを、この記事では「畳む」と呼ぶ。SAYA が PSA の鑑定枚数の記録と結びつけているカードは、畳むと4,299枚になる。等級の内訳の合計は、そのカードの鑑定枚数として扱う。割合はすべて小数2桁で示す。

等級の内訳の合計が1,000枚以上のカードは935枚で、畳んだ4,299枚の21.75%にあたる。935枚の10の割合は、合計で79.87%、カードごとの中央値で84.27%だった。この935枚を10の割合の低い方から並べ、先頭の25枚を「低い側」、末尾の25枚を「高い側」とした。25枚は935枚の2.67%にあたり、間の885枚はこの記事では見ていない。低い側は、10の割合が25%未満のカード25枚の全部にあたる。高い側は、10の割合が90%以上の153枚のうち、割合の高い方から25枚だ。

1,000枚で切ったのは、分母の小さいカードが1枚の違いで割合を大きく動かすのを避けるためだ。しきい値を変えれば両端の顔ぶれも変わるので、この25枚ずつは、1,000枚以上という切り方の両端にあたる。

低い側の25枚

10の割合が最も低い25枚は次のとおり。「記録なし」は、記録に無いこと(不明)を指し、ゼロや該当なしの意味ではない。

割合の低い順カードセット発売日レアリティイラストレーター等級の内訳の合計10の割合
1ジャンプラフめざめる伝説2000-11-23RKagemaru Himeno2,1830.78%
2アルカニン-016/092(型番 E2-016、記録の表記のまま)地図にない町2002-03-08RKyoko Umemoto2,1171.75%
3リザードンBase Set記録なし記録なし記録なし23,1424.39%
4カメックスBase Set記録なし記録なし記録なし9,5157.74%
5フシギバナBase Set記録なし記録なし記録なし8,9898.39%
6ミスティのゴルダックリーダーズスタジアム1998-10-28RKen Sugimori2,6039.80%
7ラッキーBase Set記録なし記録なし記録なし2,93210.54%
8Surgeの恐怖中(型番 PMCG5-064、記録の表記のまま)リーダーズスタジアム1998-10-28RKen Sugimori2,38712.86%
9ブロックのライドンリーダーズスタジアム1998-10-28RKen Sugimori2,43513.14%
10チョンチーSA2019-11-29記録なしYukiko Baba1,52413.58%
11アルセウスVスターバース2022-01-14RRN-DESIGN Inc.5,56813.65%
12ニドキングBase Set記録なし記録なし記録なし3,02713.84%
13ピッピBase Set記録なし記録なし記録なし2,59014.21%
14ミュウツーBase Set記録なし記録なし記録なし5,40614.43%
15ライチュウBase Set記録なし記録なし記録なし3,69914.46%
16フーディンBase Set記録なし記録なし記録なし4,06615.37%
17カブルモSI記録なし記録なし記録なし7,55315.62%
18ギャラドスBase Set記録なし記録なし記録なし3,90715.92%
19カイリキーBase Set記録なし記録なし記録なし2,80516.61%
20サンダーBase Set記録なし記録なし記録なし3,49317.38%
21キュウコンBase Set記録なし記録なし記録なし3,16218.09%
22ダークアラカザムロケット団1997-11-21RKen Sugimori4,28219.01%
23タマタマMC2025-12-19記録なしTetsu Kayama1,24320.51%
24暗い猟犬闇、そして光へ...2001-04-20RKagemaru Himeno2,21321.01%
25ダークフレアロンロケット団1997-11-21UMitsuhiro Arita1,49223.26%

カード名は記録の表記のまま載せている。割合の低い順の2番目(型番 E2-016)は名前の後ろにカード番号が付いた形で、8番目(型番 PMCG5-064)は名前の一部が英字の表記で記録されているため、表で「記録の表記のまま」と付けた。本文ではこの2枚を型番で呼ぶ。ほかの行も、カード名が正式な名称と一致するかは確かめていない。

10の割合が5%未満なのは最初の3枚で、1番目(めざめる伝説)が0.78%、2番目の E2-016 が1.75%、3番目の Base Set のリザードンが4.39%だった。25枚を合わせると、等級の内訳の合計は112,333枚、PSA10 は12,772枚で、10の割合(合計)は11.37%。最も大きいのは23,142枚のリザードンで、25枚の合計の20.60%を占める。この1枚を除いた24枚の10の割合(合計)は13.18%だった。

高い側の25枚

10の割合が最も高い25枚は次のとおり。

割合の高い順カードセット発売日レアリティイラストレーター等級の内訳の合計10の割合
1メガレックウザex拡張パック ストームエメラルダ2026-07-31SARKazuki Minami1,02398.04%
2メガエアームドexムニキスゼロ2026-01-23SR5ban Graphics1,00994.55%
3ラプラスVMAXS4a2020-11-20SSR5ban Graphics1,00294.41%
4メガスターミーexムニキスゼロ2026-01-23SARtakuyoa4,04594.31%
5メガピクシーexムニキスゼロ2026-01-23SARCona Nitanda3,75394.24%
6ニャースexムニキスゼロ2026-01-23SARNatsumi Yoshida14,29094.09%
7メガゲッコウガexM42026-03-13SRtakuyoa1,65094.06%
8メガジガルデexムニキスゼロ2026-01-23SRtakuyoa1,18593.92%
9マニューラSM11b2019-08-02CHRnagimiso1,35393.87%
10ゼルネアスM42026-03-13ARYASHIRO Nanaco3,85393.82%
11ギギギアルホワイトフレア2025-06-06ARYuka Morii1,03393.80%
12メガゲッコウガexM42026-03-13SARSusumu Maeya19,77093.76%
13メガユキメノコexM2a2025-11-28SARTeeziro4,65993.69%
14Nのゾロアークexバトルパートナーズ2025-01-24URtakuyoa3,69593.48%
15デオキシスVMAXVSTARユニバース2022-12-02SARAkira Komayama6,63493.40%
16ホップのザシアンexバトルパートナーズ2025-01-24SARDOM3,88493.36%
17ウインディexバイオレットex2023-01-20SR5ban Graphics3,37293.30%
18メタモンVMAXS4a2020-11-20SSR5ban Graphics1,49093.29%
19クロバットM42026-03-13ARKazuhisa Uragami1,84593.22%
20キチキギスexM2a2025-11-28SARSIE NANAHARA4,61093.15%
21ラプラスVMAXS4a2020-11-20RRR5ban Graphics1,07793.13%
22メガジガルデexムニキスゼロ2026-01-23SARkantaro5,54493.07%
23ボルケニオンexバトルパートナーズ2025-01-24SARakagi2,41093.07%
24ピカチュウVS8a-G記録なし記録なし記録なし11,52693.07%
25メガカイリューexM2a2025-11-28MADOM38,51293.04%

割合の高い順の1番目(メガレックウザex、拡張パック ストームエメラルダ)は98.04%で、935枚のうち10の割合が95%以上なのはこの1枚だけだ。2番目から25番目の24枚は94.55%から93.04%の間に収まる。25枚を合わせると、等級の内訳の合計は143,224枚、PSA10 は133,912枚で、10の割合(合計)は93.50%。

発売年とセットを数える

発売日の記録があるのは、低い側が25枚のうち11枚、高い側が24枚。記録がないのは、低い側が Base Set の13枚とセット名 SI の1枚の計14枚、高い側が S8a-G の1枚だ。記録が無い以上、この15枚は何年のカードとも数えられない。

低い側の11枚を年で数えると、1997年が2枚、1998年が3枚、2000年、2001年、2002年が1枚ずつで、2002年以前が8枚(72.73%)。残る3枚は2019年、2022年、2025年が1枚ずつで、2019年以降が3枚(27.27%)だった。高い側の24枚は、2019年が1枚、2020年が3枚、2022年と2023年が1枚ずつ、2025年が7枚、2026年が11枚で、すべて2019年以降になる。

この25枚ずつの表から数えた範囲では、発売日のある低い側の11枚のうち8枚が2002年以前、高い側の24枚はすべて2019年以降の発売だった。この記録には鑑定に出された経緯の情報が入っておらず、発売年と10の割合の関係の原因は、この記録からは分けられない。また、見ているのは両端の50枚だけで、間の885枚や935枚全体に同じ並びがあるかは、この表からは言えない。

セットでは、低い側は10種で、Base Set が13枚(52.00%)、リーダーズスタジアムが3枚、ロケット団が2枚、ほか7セットが1枚ずつだった。高い側は11種で、ムニキスゼロが6枚、M4 が4枚、M2a、S4a、バトルパートナーズが3枚ずつ、ほか6セットが1枚ずつで、3枚以上の5セットで19枚(76.00%)を占める。両方の側に現れるセットはなかった。

レアリティとイラストレーターを数える

レアリティは記録の表記のまま数えた。低い側は、記録のある9枚が R 7枚、RR 1枚、U 1枚で、残る16枚(Base Set の13枚と、SA、SI、MC)は記録がない。R の7枚はすべて1997年から2002年の発売だった。高い側は、記録のある24枚が SAR 11枚、SR 4枚、AR 3枚、SSR 2枚、CHR、MA、RRR、UR が1枚ずつで、1枚(S8a-G)は記録がない。両方の側に現れた表記は1つもない。

イラストレーターも記録の表記のまま数えた。高い側の記録のある24枚は16種類で、5ban Graphics が5枚、takuyoa が4枚、DOM が2枚、残る13種類が1枚ずつ。この3つの表記で11枚(45.83%)になる。低い側の記録のある11枚は7種類で、Ken Sugimori が4枚(リーダーズスタジアム3枚とロケット団1枚、発売は1997年と1998年)、Kagemaru Himeno が2枚、残る5種類が1枚ずつ。残る14枚は記録がない。両方の側に現れる表記はなかった。数えたのは25枚に入った枚数で、そのイラストレーターのカード全体の様子ではない。

10が付かなかった鑑定の中身

10が付かなかった鑑定は、等級の内訳の合計から PSA10 を引いた数で、PSA9、PSA8以下、Authentic に分かれる。PSA8以下は、等級の内訳の合計から PSA10、PSA9、Authentic を引いた数だ。25枚ずつの合計は次のとおり。

25枚の合計低い側高い側
等級の内訳の合計112,333143,224
PSA1012,772133,912
PSA936,6277,666
PSA8以下62,2661,640
Authentic6686
10の割合(合計)11.37%93.50%

低い側の25枚では、10が付かなかった鑑定が99,561枚あり、PSA9 が36,627枚(36.79%)、PSA8以下が62,266枚(62.54%)、Authentic が668枚(0.67%)だった。高い側では9,312枚で、PSA9 が7,666枚(82.32%)、PSA8以下が1,640枚(17.61%)だった。PSA8以下が PSA9 より多いカードは、低い側は25枚のうち20枚(PSA9 の方が多いのは割合の低い順の11、13、23、24、25番目の5枚)、高い側は0枚(25枚すべてで PSA9 の方が多い)。25枚の合計では、低い側は PSA8以下が PSA9 の1.70倍、高い側は PSA9 が PSA8以下の4.67倍になる。

低い側で割合の低い順の最初の5枚の内訳は次のとおり。

割合の低い順型番(代表tickerの先頭部分)等級の内訳の合計PSA10PSA9PSA8以下PSA8以下の割合
1NEO3-0072,183172881,87886.03%
2E2-0162,117373741,70680.59%
3DEX6-BASE123,1421,0154,27517,34274.94%
4DEX9-BASE19,5157362,4796,28266.02%
5DEX3-BASE18,9897542,4275,76264.10%

5枚とも PSA8以下が PSA9 の2倍以上あり、等級の内訳の合計に占める PSA8以下は86.03%から64.10%だった。PSA8以下が低い側で多い理由は、この記録からは分けられない。この記録には、カードの状態や鑑定に出された経緯は入っていない。

数え方の注意

  • PSA の鑑定記録だけを数えている。対象は SAYA が鑑定枚数の記録と結びつけているカードだけで、カタログの全カードではない。取得した PSA の4,939行のうち、公開面から外す条件に当たる29行を除いた4,910行を畳んで、4,299枚にした。
  • 読み取りは2026年10月1日の朝。数えたカードの記録は、PSA 側の更新日が2026年9月25日から9月30日、取得日が2026年9月26日から10月1日にわたる。
  • 割合の分母は等級の内訳の合計で、記録にある鑑定総数ではない。両者が食い違うカードは、畳んだ4,299枚のうち1,831枚(42.59%)ある。この50枚の食い違いは確かめていない。
  • 畳んだ銘柄が2以上のカードは、複数の銘柄が同じ鑑定記録に結びついている。「型B」は、型番の系統(記録では stem)が2種類以上の銘柄、つまり別の種類の銘柄が、同じ鑑定記録に結びついているものだ。等級の内訳は、畳んだ銘柄のうち最新に取得した行(代表行)の値を使い、足してはいない。低い側は25枚のうち10枚(40.00%)が複数の銘柄を畳んだカード(割合の低い順の2、3、4、5、10、13、14、16、17、18番目)で、7枚(28.00%)が型B(2、10、13、14、16、17、18番目)。高い側は2枚(8.00%、1番目と6番目)が複数の銘柄で、型B は0枚だった。畳んだ4,299枚全体では468枚(10.89%)と395枚(9.19%)。畳み方が10の割合にどう影響するかは、この記録からは分けられない。
  • 発売日・レアリティ・イラストレーターの空欄は「記録に無い」で、不明として数えた。畳んだ4,299枚では、発売日が空が141枚(3.28%)、レアリティが空が1,106枚(25.73%)、イラストレーターが空が170枚(3.95%)ある。代表行の値が空のときは別の銘柄の値で補うが、補えなければ空のままにした。この50枚では、発売日が空が15枚、レアリティが空が17枚、イラストレーターが空が15枚で、発売日が空の141枚のうち15枚(10.64%)がこの50枚に入っている。3つとも空の15枚は、Base Set の13枚と、SI、S8a-G の1枚ずつだ。
  • カード名、セット名、レアリティ、イラストレーターは、記録の表記のまま載せた。割合は小数第3位を四捨五入し、表の並びは丸める前の値でも順になっている。
  • 鑑定枚数は PSA で鑑定された枚数で、世の中にあるカードの枚数でも、取引の量でもない。この記録には鑑定に出された経緯や時期の情報が入っておらず、10の割合の高低の原因は、この記録からは分けられない。