POKÉMON CARD · GRADED POP DATA
DAILY

← ニュースと解説

22,780銘柄のうち、PSA の記録がある銘柄は4,910(21.55%)

SAYA のカタログには22,780銘柄がある。そのうち、PSA の鑑定枚数(PSA が鑑定したカードの枚数)の記録の行がある銘柄は4,910で、割合は21.55%だった。残る17,870銘柄(78.45%)には記録の行がない。この割合は発売年ごとに大きく違い、2008年の1.49%から2024年の56.02%までの幅がある。発売年が不明の4,847銘柄は別の枠に入り、割合は4.39%だった。ほかの記事が「SAYA が鑑定枚数の記録と結びつけているカード」と書くとき、その母数はこのカタログの一部にあたる。この記事は、その一部がカタログのどこにあるかを、発売年・判定・セットの3つの切り口で数えたものだ。

3つの数字は、別々のものを数えている

この記事には、22,780、4,910、4,299という3つの数字が出てくる。数字の大きさの違いは、何を1つと数えているかの違いでもある。

22,780は、カタログの銘柄(SAYA の内部で ticker と呼ぶ単位)の数だ。SAYA の銘柄の一覧(内部の名前は master_assets)は23,006行あり、このうち有効な銘柄(is_active=1)で、地域が JP(region=JP)、銘柄(ticker)の文字列が BOX- と PACK- で始まらないものが22,780だった。条件で除かれた行は226。この記事では、この22,780銘柄を「カタログ」と呼ぶ。

4,910は、カタログのうち PSA の鑑定枚数の記録の行(内部では POP の行と呼ぶ)がある銘柄の数だ。単位はカタログと同じ銘柄で、PSA から取得した行は4,939あり、公開面から外す決まりに当たる29行を除いたものが4,910になる。カタログの外にあるために除いた行は0だった。

4,299は、4,910銘柄を畳んだ後のカードの数だ。畳むとは、同じ鑑定記録(gemrate_id)に結びつく複数の銘柄を1枚と数えることで、611の重複が1枚にまとまった。複数の銘柄を含むカードは468枚あり、そのうち395枚は、ticker とは別の内部の単位(stem)が2種類以上あるのに gemrate_id が同じカードだ。

割合は2通りに出せる。4,910÷22,780は21.55%で、分子も分母も銘柄だ。4,299÷22,780は18.87%になるが、カード数と銘柄数で単位が違うので、割合として読まない。この記事の表は、特に断らない限り、すべて銘柄で数える。

記録の行がある割合は、発売年ごとに大きく違う

銘柄ごとの発売日から発売年を取り、年ごとに、銘柄数、PSA の記録の行がある銘柄の数、その割合を数えた。割合の分母は、その年の銘柄数だ。発売年の行は1997年から2026年まで29あり、2003年の行はない。

発売年銘柄数記録の行あり割合
1997年15863.80%
1998年962728.12%
1999年9888.16%
2000年207136.28%
2001年427133.04%
2002年20352.46%
2004年247104.05%
2005年277207.22%
2006年420194.52%
2007年46591.94%
2008年40261.49%
2009年395102.53%
2010年476245.04%
2011年237125.06%
2012年4084210.29%
2013年3165216.46%
2014年4095613.69%
2015年4116215.09%
2016年5996210.35%
2017年94832033.76%
2018年1,01915615.31%
2019年1,13717815.66%
2020年87726430.10%
2021年98324725.13%
2022年1,21743835.99%
2023年1,47382355.87%
2024年1,01456856.02%
2025年2,5661,12543.84%
2026年44812227.23%
発売年が不明4,8472134.39%
全体22,7804,91021.55%

割合が最も低いのは2008年の1.49%(402銘柄中6)、最も高いのは2024年の56.02%(1,014銘柄中568)で、差は丸める前の値どうしで54.52ポイントある。50%を超えるのは2023年の55.87%と2024年の2つだけで、2025年は43.84%、2026年は27.23%だった。1997〜2016年の19の発売年は、10%未満が13年、10%以上が6年(1998年と2012〜2016年)で、この6年は10.29%から28.12%になる。1998年の27÷96は28.125%でちょうど半端になり、偶数丸めで28.12%とした。

発売年のまとまり銘柄数記録の行あり割合
1997〜2016年6,2514567.29%
2017〜2022年6,1811,60325.93%
2023〜2026年5,5012,63847.95%
発売年が不明4,8472134.39%
全体22,7804,91021.55%

表の3つのまとまりは、数えやすいようにこの記事で置いた区切りで、ほかの意味は持たせていない。銘柄数は6,251、6,181、5,501とほぼ並ぶが、記録の行は456、1,603、2,638と違う。記録の行がある割合は、発売年ごとに大きく違う、というのがこの表から言えることだ。

発売年が不明の4,847銘柄

発売年が不明の銘柄は4,847で、カタログの21.28%にあたる。発売年の行のうち銘柄数が最も多い2025年(2,566)より2,281多い。記録の行がある銘柄は213で、割合は4.39%、全体の記録の行4,910の4.34%がここに入る。

発売年が不明の銘柄は、年別の割合の比較に入らない。これを年に振り分ければ年ごとの割合は変わるが、どの年に入るのかは、この記録からは分けられない。

判定名の内訳

SAYA の銘柄には、SAYA が内部で付けている判定名がある。名前は AUTO、REVIEW、REJECT の3つで、どれにも当たらない銘柄は「なし」(集計の列名は「対応なし」)になる。この節は、判定名ごとの銘柄の件数を数える。判定名の意味は、この記事が使った記録には書かれていないので、書かない。判定が適切かどうかも確かめていない。

判定名銘柄数カタログに占める割合
AUTO3,55515.61%
REVIEW2,60011.41%
REJECT2,0168.85%
その他(空を含む)00.00%
なし14,60964.13%
合計22,780100.00%

判定が付いているのは、AUTO、REVIEW、REJECT を合わせた8,171銘柄(35.87%)で、「なし」は14,609銘柄(64.13%)だ。判定が AUTO かどうかと、PSA の記録の行があるかどうかは、別の軸だ。重ねると、銘柄は次の4つに分かれる。

判定名記録の行あり記録の行なし合計
AUTO3,528273,555
AUTO 以外1,38217,84319,225
合計4,91017,87022,780

AUTO の3,555銘柄のうち、記録の行があるのは3,528で、99.24%にあたる。AUTO 以外の19,225銘柄では、記録の行があるのは1,382で、7.19%だ。AUTO だが記録の行がない27銘柄の内訳は、2015年が3、2016年が1、2018年が1、2024年が1、2025年が18(27の66.67%)、2026年が3だ。

AUTO でないのに記録の行がある1,382銘柄

判定が AUTO でないのに記録の行がある銘柄は、全体で1,382ある。AUTO の数(3,555)と記録の行がある銘柄の数(4,910)は一致せず、差は1,355になる。この差は、1,382から「AUTO だが記録の行がない」27を引いた数に一致する。

発売年別では、AUTO 以外で記録の行がある銘柄は、2018年が150、2019年が166、2020年が260、2021年が242、2022年が229と、この5年だけが100以上で、合計は1,047銘柄(1,382の75.76%)になる。ほかの年は最大でも2025年の50だ。2018年から2021年の4年だけでも818銘柄(59.19%)ある。

判定が AUTO でない銘柄に記録の行がある理由は、この記録からは分けられない。この記事が使った記録にあるのは、AUTO かどうかと記録の行の有無を重ねた数までで、AUTO 以外の内訳(REVIEW、REJECT、なし)と記録の行の有無は重ねていない。読み取れるのは、AUTO と記録の行の有無が一致しない銘柄が、AUTO でない側に1,382、AUTO の側に27あるという数だ。

銘柄数の多い20セットで見る

セットは、SAYA のカタログ上の呼び名(MC、SI、M2a など)のまま使った。銘柄数の多い順に20セットを取ると、最も多い MC が883銘柄、20番目の DP5 が154銘柄になる。20セットを合わせると5,923銘柄で、カタログの26.00%にあたる。記録の行がある銘柄は2,517で、全体の4,910の51.26%を占め、20セットの割合は42.50%だ。20セット以外の16,857銘柄では、記録の行があるのは2,393で、割合は14.20%になる。

セット発売日(最小)銘柄数記録の行あり割合
MC2025-12-1988325829.22%
SI空54350.92%
M2a2025-11-2848437477.27%
XY2017-04-2136032088.89%
シャイニートレジャーex2023-12-0132330594.43%
S4a2020-11-2032023974.69%
S-P2019-11-01309113.56%
SV-P2022-11-0127951.79%
S8b2021-12-0325917166.02%
VSTARユニバース2022-12-0225722687.94%
SM8b2018-11-022426526.86%
テラスタルフェスex2024-12-0623821992.02%
ポケモンカード1512023-06-1622013260.00%
BWP2010-12-0120310.49%
ブラックボルト2025-06-061759554.29%
SVM空17410.57%
ホワイトフレア2025-06-061749051.72%
DPP2006-12-0116700.00%
DP42007-10-2615900.00%
DP52008-03-1415400.00%
20セットの合計―5,9232,51742.50%
20セット以外―16,8572,39314.20%
全体―22,7804,91021.55%

割合の高い順に並べると、50%を超えるセットが10ある。最大はシャイニートレジャーex の94.43%、最小はホワイトフレアの51.72%だ。次は MC の29.22%と SM8b の26.86%で、残る8セットは3.56%以下になる。SI は543銘柄のうち記録の行がある銘柄が5(0.92%)にとどまり、DPP、DP4、DP5 の3セットは記録の行が0だ。判定が AUTO の銘柄が0のセットにも、記録の行はある。S4a は320銘柄が AUTO 0、REVIEW 1、なし 319に分かれ、記録の行があるのは239(74.69%)。SM8b は242銘柄がすべて「なし」で、記録の行があるのは65(26.86%)だ。

記録の行がある銘柄は、ほかの記事の母数のどこにあたるか

ほかの記事の「SAYA が鑑定枚数の記録と結びつけているカード」は、この記事でいう、記録の行がある4,910銘柄を畳んだカードで、今回の集計では4,299枚になる。カタログ22,780銘柄の全体ではなく、記録の行がない17,870銘柄(78.45%)は数えていない。

ほかの記事で使う数字は、段階が進むごとに母数が小さくなる。等級の内訳の合計は、等級の内訳(grades_json)の全部の値を足した数で、total の欄とは別の数だ。ほかの記事では、これが割合の分母になる。「10の割合」は、PSA10(PSA で10が付いた枚数)を等級の内訳の合計で割ったもので、分母が20に満たないカードは含めない。

段数数えているもの割合(分母)
122,780カタログの銘柄―
24,910PSA の記録の行がある銘柄21.55%(カタログの銘柄)
34,299畳んだ後のカード―
42,645等級の内訳の合計が20以上のカード61.53%(畳んだカード)
51,971等級の内訳の合計が100以上のカード45.85%(畳んだカード)
6935等級の内訳の合計が1,000以上のカード21.75%(畳んだカード)

10の割合に入るのは、段4の2,645枚だ。4,299枚のうち、等級の内訳の合計が20に満たない1,654枚(38.47%)は入らない。

前回(2026年9月23日)の集計のカード数は4,310枚で、今回の4,299枚とは11枚違う。前回の数字を使っている記事とは、母数が11枚違うことになる。この11枚の中身は、この記録からは分けられない。

数え方の注意

  • PSA の鑑定記録だけを数えている。ほかの鑑定会社の記録は数えていない。
  • 読み取りは2026年10月1日の朝で、SAYA のデータベースから読み取り専用で取った。カタログの銘柄数と判定も、同じ読み取りの値だ。記事が数えた PSA の4,910行では、記録の更新日は2026年9月25日から9月30日、取得の時刻は2026年9月26日から10月1日までにわたる。
  • 対象は、カタログ22,780銘柄と、そのうち PSA の記録の行がある4,910銘柄だ。記録の行は、公開面から外す決まりに当たる29行を除いた後の数になる。
  • 割合の分母は銘柄数だ。全体は22,780、発売年別とセット別は、その年、そのセットの銘柄数になる。表の「銘柄数」「記録の行あり」は畳む前の銘柄の数で、畳んだカードの数ではなく、年ごと、セットごとのカード数は数えていない。畳んだ4,299枚のうち発売日が空のカードは141枚で、銘柄で数えた「発売年が不明」の4,847とは単位が違う。
  • AUTO、REVIEW、REJECT は SAYA が内部で付けている判定名で、この記事は名前のまま件数を数える。判定名の意味は、この記事が使った記録には書かれていないので書かず、判定が適切かどうかも確かめていない。
  • 発売年は銘柄ごとの発売日から取った。セット表の発売日(最小)は、そのセットで最も早い日付で、銘柄ごとの発売年ではない。セットの銘柄がどの発売年に入るかは、この記録からは分けられない。SI と SVM は発売日(最小)が空で、発売年が不明の銘柄との重なりは数えていない。発売年の表に2003年の行はない。
  • 記録の行がないことは、PSA で鑑定されていないことを示すものではなく、SAYA のデータに記録の行がない、ということだけを示す。割合の違いが何によるものかは、この記録からは分けられない。
  • 記録の行があることと、鑑定枚数が多いことは別だ。畳んだ4,299枚のうち、等級の内訳の合計が20に満たないカードは1,654枚(38.47%)ある。段の表は等級の内訳の合計で区切っていて、total の欄は使っていない。total と等級の内訳の合計が食い違う1,831枚も、等級の内訳の合計の側で数えている。
  • ticker とは別の内部の単位(stem)で数えると、記録がある stem は22,504のうち4,818(21.41%)で、銘柄で数えた21.55%と少し違う。stem の定義はこの記事が使った記録になく、この記事では扱わない。
  • 割合は小数2桁に丸めた。ポイントの差は、丸める前の値どうしで引いている。