同じ6,097枚で、1か月あたりの PSA 鑑定の増分は2024年から2026年1〜9月に1.92倍 増えた分の10の割合は74〜80%のまま
2023年末までに鑑定記録があったカード6,097枚に固定し、PSA の鑑定総数が月にどれだけ増えたかを33か月分並べた。増分が最も少なかった2024年7月は52,697枚、最も多かった2026年7月は168,735枚で、3.20倍の開きがある。その月に増えた分のうち10が付いた割合は、どの月も74.41%から80.32%の間に収まった。
何を数えたか
対象は、SAYA が鑑定枚数の記録と結びつけているカードのうち、2023年12月31日までに鑑定総数の記録があった6,097枚。途中から記録が始まったカードを入れないことで、追いかけるカードが増えたぶんの伸びを除いた。
カードごとに、月末の時点で取れている最も新しい記録を使い、前の月末との差をその月の増分とした。期間は2024年1月から2026年9月まで。2026年10月は、記録の取得が月末に追いついていないカードがあるため除いた。
増分は、その月に PSA の集計に現れた鑑定だ。鑑定に出された月とは一致しない。「増分の10の割合」は、その月の PSA10 の増分を、鑑定総数の増分で割ったものだ。
半年ごとにまとめると
| 期間 | 増分の合計 | 1か月あたり | 増分の10の割合 | 月ごとの10の割合の幅 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1〜6月 | 494,556 | 82,426 | 78.09% | 74.91〜80.32% |
| 2024年7〜12月 | 396,641 | 66,107 | 78.88% | 77.43〜79.84% |
| 2025年1〜6月 | 541,476 | 90,246 | 77.88% | 75.98〜79.80% |
| 2025年7〜12月 | 601,299 | 100,216 | 76.35% | 74.41〜77.05% |
| 2026年1〜6月 | 822,680 | 137,113 | 78.07% | 77.38〜78.38% |
| 2026年7〜9月 | 463,041 | 154,347 | 78.23% | 76.85〜78.81% |
1か月あたりの増分は、2024年の74,266枚、2025年の95,231枚に対し、2026年1〜9月は142,858枚だった。2026年は9か月すべてで増分が10万枚を超えた。2025年までに10万枚を超えたのは、2024年1月、2024年2月、2025年5月、2025年6月、2025年10月、2025年12月の6か月だった。
6,097枚の鑑定総数は、2023年末の1,962,924枚から2026年9月末の5,282,617枚へ、2.69倍になった。
増えた分の10の割合は帯から出ない
33か月で増分の10の割合が最も低かったのは2025年11月の74.41%、最も高かったのは2024年2月の80.32%で、幅は5.91ポイントだった。直近の2026年9月は76.85%。33か月に増えた3,319,693枚をまとめると、PSA10 は2,584,285枚で77.85%になる。
積み上げた鑑定総数に対する10の割合は、2023年末の77.30%から2026年9月末の77.64%へ動いた。33か月の月末で見ても、77.44%から77.69%の間にある。1か月あたりの増分が2024年から2026年にかけて1.92倍になっても、増えた分の10の割合は同じ帯の中にあった。
記録の揃い方で数え直しても、ほとんど動かない
カードごとの記録は、毎日そろって取れているわけではない。前の月末と当月末の両方について、前後3日以内に記録があるカードだけで数え直すと、対象は月により2,886枚から6,075枚(6,097枚の47.3%から99.6%)になる。
数え直した値との差が大きかったのは次の月だ。
| 月 | 増分の10の割合 | 記録のそろったカードだけで数えた値 | 差 |
|---|---|---|---|
| 2024年7月 | 78.92% | 79.89% | +0.97ポイント |
| 2024年8月 | 79.05% | 79.46% | +0.42ポイント |
| 2025年8月 | 77.05% | 76.64% | −0.40ポイント |
| 2024年1月 | 79.50% | 79.88% | +0.38ポイント |
| 2025年12月 | 76.89% | 77.22% | +0.33ポイント |
差は最も大きい月でも0.97ポイントで、月ごとの6ポイントほどの上下に比べて小さい。それでも、月ごとの上下から PSA の採点の変化を読み取ることはできない。上下には、どのカードがその月に集計に現れたかが重なっているためだ。