同じ7,374枚で比べると、PSA の鑑定総数は2年あまりで2.15倍 10の割合は77%台のまま
SAYA が鑑定枚数の記録と結びつけているカードの PSA 鑑定総数を合計すると、2024年9月末の2,709,440枚から、最新の記録では9,857,027枚になる。そのまま割ると3.64倍だ。ただしこのあいだに、記録のあるカードそのものが7,374枚から9,969枚に増えている。そこで、2024年9月末の時点で記録があった同じ7,374枚だけを取り出して比べ直した。
何を数えたか
PSA の鑑定記録を週ごとに合計した。各カードについて、その週までに取れている最も新しい記録を使っている。
比べる相手を固定するため、2024年9月29日の週までに記録があった7,374枚を選び、この7,374枚だけの合計を最新の記録まで追った。最新は2026年11月1日で終わる週で、起点からは2年と1か月ほどになる。10の割合は、PSA10 の枚数を鑑定総数で割ったものだ。
同じ7,374枚の2年あまり
| 時点(週の終わり) | 鑑定総数 | 2024年9月末との比 | PSA10 | 10の割合 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年9月29日 | 2,709,440 | 1.00倍 | 2,102,877 | 77.61% |
| 2025年3月30日 | 3,215,731 | 1.19倍 | 2,496,735 | 77.64% |
| 2025年9月28日 | 3,884,051 | 1.43倍 | 3,019,776 | 77.75% |
| 2026年3月29日 | 4,696,111 | 1.73倍 | 3,644,060 | 77.60% |
| 最新 | 5,831,782 | 2.15倍 | 4,536,033 | 77.78% |
同じカードで見ると、鑑定総数は3,122,342枚増え、2.15倍になった。PSA10 の枚数は2.16倍だった。この109週のあいだ、7,374枚の鑑定総数が前の週より減った週はない。
3.64倍と2.15倍の差は、記録のあるカードが増えたぶん
記録のあるカード全体で割ると3.64倍、同じカードで割ると2.15倍。差の1.49は、2024年9月29日より後に記録が始まった2,595枚のぶんだ。最新の鑑定総数9,857,027枚のうち4,025,245枚(40.8%)が、この2,595枚の鑑定にあたる。
起点を変えても、同じことが起きる。
| 起点 | 比べたカード | 全体で割った倍率 | 同じカードで割った倍率 |
|---|---|---|---|
| 2023年12月31日 | 6,097枚 | 5.02倍 | 2.75倍 |
| 2024年9月29日 | 7,374枚 | 3.64倍 | 2.15倍 |
| 2025年9月28日 | 8,522枚 | 2.14倍 | 1.80倍 |
「全体で割った倍率」は、起点の時点で記録のあったカードの合計と、最新の9,969枚の合計を比べたものだ。分母と分子でカードの顔ぶれが違うため、鑑定の増え方を表す数字としては使えない。
10の割合はほとんど動いていない
同じ7,374枚の10の割合は、77.61%から77.78%へ、0.17ポイントの動きだった。109週を通しても、77.58%から77.81%の間に収まっている。増えた3,122,342枚に限って見ても、PSA10 は2,433,156枚で、77.93%だった。
1年前の8,522枚で見ると79.20%から79.77%(+0.57ポイント)、2023年末の6,097枚で見ると77.30%から77.66%(+0.36ポイント)だった。
一方、記録のあるカード全体の10の割合は、同じ期間に77.61%から80.31%へ2.69ポイント上がっている。あとから記録が始まった2,595枚の10の割合が83.97%で、これが全体に加わったためだ。同じカードに限ると、割合はほとんど動いていない。
同じ7,374枚では、鑑定総数が2倍を超えても、10の割合はほとんど変わらなかった。これは数字として確かめられる。なぜそうなったのかは、この記録からは分からない。
半年ごとに見た増え方
同じ7,374枚の鑑定総数を、半年ごとの増分に分けた。最後の区切りは2026年3月末から最新までで、7か月ほどある。
| 期間 | 増えた鑑定総数 | 期首に対する増加率 | 増えたうちの PSA10 | 増分の10の割合 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年9月末〜2025年3月末 | 506,291 | 18.7% | 393,858 | 77.79% |
| 2025年3月末〜2025年9月末 | 668,320 | 20.8% | 523,041 | 78.26% |
| 2025年9月末〜2026年3月末 | 812,060 | 20.9% | 624,284 | 76.88% |
| 2026年3月末〜最新 | 1,135,671 | 24.2% | 891,973 | 78.54% |
半年ごとの増分は、506,291枚から1,135,671枚まで、期間を追うごとに大きくなった。期首の総数に対する増加率で見ると、最初の3つの半年は18.7%から20.9%の間にあり、7か月ある最後の区切りは24.2%だった。増える枚数は大きくなっているが、すでにある枚数に対する増え方は、半年でおよそ2割という形で続いている。増分の10の割合は76.88%から78.54%の間で、どの期間も2024年9月末の時点の77.61%から大きく離れていない。