同じ2,883枚で比べると、PSA の鑑定総数は2年で2.05倍 10の割合は77%台のまま
SAYA が鑑定枚数の記録と結びつけているカードの PSA 鑑定総数を合計すると、2024年9月末の2,217,973枚から、最新の記録では7,326,302枚になる。そのまま割ると3.30倍だ。ただしこの2年のあいだに、記録のあるカードそのものが2,883枚から4,310枚に増えている。そこで、2年前の時点で記録があった同じ2,883枚だけを取り出して比べ直した。
何を数えたか
PSA の鑑定記録を週ごとに合計した。各カードについて、その週までに取れている最も新しい記録を使っている。
比べる相手を固定するため、2024年9月29日の週までに記録があった2,883枚を選び、この2,883枚だけの合計を最新の記録まで追った。10の割合は、PSA10 の枚数を鑑定総数で割ったものだ。
同じ2,883枚の2年間
| 時点(週の終わり) | 鑑定総数 | 2024年9月末との比 | PSA10 | 10の割合 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年9月29日 | 2,217,973 | 1.00倍 | 1,717,838 | 77.45% |
| 2025年3月30日 | 2,633,377 | 1.19倍 | 2,039,517 | 77.45% |
| 2025年9月28日 | 3,167,678 | 1.43倍 | 2,453,334 | 77.45% |
| 2026年3月29日 | 3,801,652 | 1.71倍 | 2,938,328 | 77.29% |
| 最新 | 4,553,871 | 2.05倍 | 3,528,898 | 77.49% |
同じカードで見ると、鑑定総数は2年で2,335,898枚増え、2.05倍になった。PSA10 の枚数も2.05倍だった。この105週のあいだ、2,883枚の鑑定総数が前の週より減った週はない。
3.30倍と2.05倍の差は、記録のあるカードが増えたぶん
記録のあるカード全体で割ると3.30倍、同じカードで割ると2.05倍。差の1.25は、2024年9月29日より後に記録が始まった1,427枚のぶんだ。最新の鑑定総数7,326,302枚のうち2,772,431枚(37.8%)が、この1,427枚の鑑定にあたる。
起点を変えても、同じことが起きる。
| 起点 | 比べたカード | 全体で割った倍率 | 同じカードで割った倍率 |
|---|---|---|---|
| 2023年12月31日 | 2,245枚 | 4.56倍 | 2.68倍 |
| 2024年9月29日 | 2,883枚 | 3.30倍 | 2.05倍 |
| 2025年9月28日 | 3,567枚 | 1.92倍 | 1.61倍 |
「全体で割った倍率」は、起点の時点で記録のあったカードの合計と、最新の4,310枚の合計を比べたものだ。分母と分子でカードの顔ぶれが違うため、鑑定の増え方を表す数字としては使えない。
10の割合はほとんど動いていない
同じ2,883枚の10の割合は、77.45%から77.49%へ、2年で0.04ポイントの動きだった。105週を通しても、77.25%から77.59%の間に収まっている。2年で増えた2,335,898枚に限って見ても、PSA10 は1,811,060枚で、77.53%だった。
1年前の3,567枚で見ると79.04%から78.97%(−0.07ポイント)、2023年末の2,245枚で見ると77.11%から77.52%(+0.41ポイント)だった。
一方、記録のあるカード全体の10の割合は、同じ2年で77.45%から79.68%へ2.23ポイント上がっている。あとから記録が始まった1,427枚の10の割合が83.27%で、これが全体に加わったためだ。同じカードに限ると、割合は動いていない。
同じ2,883枚では、鑑定総数が2倍になっても、10の割合は変わらなかった。これは数字として確かめられる。なぜそうなったのかは、この記録からは分からない。
半年ごとに見た増え方
同じ2,883枚の鑑定総数を、半年ごとの増分に分けた。
| 期間 | 増えた鑑定総数 | 期首に対する増加率 | 増えたうちの PSA10 | 増分の10の割合 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年9月末〜2025年3月末 | 415,404 | 18.7% | 321,679 | 77.44% |
| 2025年3月末〜2025年9月末 | 534,301 | 20.3% | 413,817 | 77.45% |
| 2025年9月末〜2026年3月末 | 633,974 | 20.0% | 484,994 | 76.50% |
| 2026年3月末〜最新 | 752,219 | 19.8% | 590,570 | 78.51% |
半年ごとの増分は、415,404枚から752,219枚まで、期間を追うごとに大きくなった。ただし、期首の総数に対する増加率で見ると、4つの期間とも18.7%から20.3%の間にある。増える枚数は大きくなっているが、すでにある枚数に対する増え方は、半年でおよそ2割という形で続いている。